フルタイムで働く共働き家庭における女性の負担は大きいもですよね。
家事、育児、仕事とのバランスを取る日々は、女性たちにとって挑戦の毎日です。
それでも、フルタイム主婦を取り巻く環境は厳しいもの。
この記事では、主婦がフルタイム勤務しても優遇されない現実や、仕事後に奮闘する女性の体験談を紹介します。
その中から共感できるエピソードやアドバイスを見つけ、共に力強く前進するためのヒントを得られるはずです。
- フルタイム主婦の現状
- フルタイム主婦のきつかったエピソード
- フルタイム主婦きついの解決策
目次(押すとジャンプするよ)
主婦がフルタイムで、きついと感じる現実とは
共働き家庭で、女性がフルタイムで働く負担はとても大きなもの。
主婦は仕事と家事・育児の両立を迫られ、その影響で身体的にも精神的にもきついと感じるのは当然のことです。
この章では、その具体的な負担について詳しく掘り下げてみましょう。
主婦がフルタイム勤務でも優遇されない現実
精神的にきつい理由として、主婦としてフルタイムで働いても、男性と比べて優遇されない現実があります。
頑張っていても評価されない現実に打ちのめされる方もいるのではないでしょうか。
さらに、男女の役割分担や性差別により、女性はさらなる負担を強いられることがあります。
- 家事や育児は女性がするもの
- 昇進や役職に就く機会の性差
例えば、家事や育児の負担が女性に偏っており、仕事と家庭の両立が難しい状況に置かれることがあります。
また、職場における男性中心の文化やステレオタイプな役割期待によって、女性が昇進やリーダーシップの機会を得づらいというケースも見受けられます。
表立った差別は無くても、昇進は男性が有利なんてことはありませんか?
フルタイム後に家事育児をする主婦の体験談
フルタイムで働く主婦は、退勤すれば1日の仕事が終わる訳ではありません。
仕事後に子供の迎え、買い物、夕飯準備、風呂、寝かしつけ…と後半戦のスタート。
Twitter上のフルタイムワーママの体験談を検索してみました。
先輩ママさんから「地域の町おこしを考えて実行していこうという若者グループがあって、その一員になってほしい」的なお誘いをいただいたけれど、フルタイム勤務&火曜以外習い事送迎及び来年度はサッカークラブの役員もやるので、これ以上受けたらたぶん死にます、と、丁重にお断りした😞
— yumi116 (@hus0116) July 8, 2023
下の子が超ママっ子で、お世話がほぼ私の仕事になりつつある。早朝起きるが、その対応も私の役目。フルタイムで仕事があるので、まじでつらい。出張でも行って、その間夫に任せてみようかとおもうが、勇気がなくてできない。辛いのについつい世話してしまうのは、母親の性なんだろうか。
— 花火 (@riko_it_mama) July 10, 2023
体験談を通じて、その大変さやストレスが伝わってきます。
日々の忙しさに追われながら、家事や育児をこなし、地域の活動をお願いされることも…。
睡眠や娯楽など、自分を労う時間は二の次で毎日すり減りながら奮闘している様子が分かります。
フルタイム共働き家庭で主婦の負担の実態やキツさが見えてきますよね。
主婦のフルタイムがきつい時、家庭での解決策
家事と仕事の両立はやはり大変ですが、その負担を軽減する方法もあるはずです。
ここでは、家庭で協力してフルタイム勤務主婦の家事や育児負担を減らす方法を模索していきます。
男性(夫)も大変だと理解する
家事と仕事の両立は女性だけでなく、男性にとっても大変なことです。
自分ばかり大変で、夫(旦那さん)は楽でズルい。
フルタイム勤務、主婦業(家事・育児)も大変だと、怒りの矛先は夫(旦那さん)に向きがちです。
特に子供が小さいうちは、育児が原因で、夫婦間のぶつかりが起こることも多いのではないでしょうか。
しかし、ベストなのは夫婦でチームとして協力すること。
男性も家事や育児に積極的に参加し、負担を共有することが重要です。
その為にも、まず大前提として互いに違う立場で大変さがあることを理解する必要があります。
家でできる仕事で負担を軽減する
家事と仕事の両立を困難にする要因の一つに園への送迎や急な子供の体調不良対応があります。
子供がいると、家から会社まですぐ通勤できたり、毎日当たり前に子供を預けられる訳ではありません。
保育園に預けるにも、
- 園の持ち物準備
- 預ける際の子供の機嫌
- 毎朝園での支度
- 急な体調不良の対応
など、色々な対応が必要になります。
そんな時に在宅勤務やフレックスタイム制度を活用することで、通勤時間を削減したり、家でできる仕事に重点を置くことが効果的です。
- フレックスタイムで送迎を分担
- 在宅勤務で体調不良に対応
家族で話し合って、フレックスタイムや在宅勤務のメリットを活かせば、負担を軽減することも可能です。
さらに、家族の協力や外部のサポートを受けることも負担を軽減する手段となりますよ。
フルタイム主婦の時間管理術きついを解決
フルタイムで働く主婦にとって、時間管理は重要です。
ここでは、時間のないフルタイム主婦がきついと感じる時の効果的な時間術を探ります。
スケジュール作成と優先順位の設定
スケジュールを作成し、各タスクの優先順位を設定することで、効率的に時間を使うことができます。
特に、月と週と日の最初にやるべきタスクを整理しておくのがオススメです。
明確なスケジュールと優先順位設定により、重要な仕事や家事を優先的に進めることができます。
また、家族チームとして助け合う為にも夫婦でスケジュールを共有するのもオススメです。
ちなみに私は、TimeTreeというアプリを夫婦で利用しています。
仕事の効率化と集中力の維持
出来るだけ残業をせずに効率的に仕事を進めたいですよね。
園のお迎えや買い物など出来るだけ余裕を持って退勤したいところです。
そのために、仕事を効率化に向けてタスクを明確にし、集中力の高まる時間帯に取り組むことが重要です。
前の章で触れましたが、1日の始まりにスケジュールを組んだら優先順位と取り組む時間も決めていきましょう。
また、適度な休憩を挟むことで疲労を蓄積せず、集中力を維持することができます。
効率的な仕事の進め方と休息の取り方を工夫することで、時間を有効活用することができます。
フルタイム主婦がきつい時はメリット・デメリットを考えよう
主婦業とフルタイム勤務がどうしてもきつい時には、メリットデメリットを考えたうえで別の働き方を選択するのもオススメです。
ここでは、主婦の働き方の選択肢と、それぞれのメリットデメリットを解説します。
フルタイム主婦メリット・デメリット
【メリット】
フルタイム勤務のメリットは、なんといっても経済的な安定です。
また、長くフルタイムで働き続けることでキャリアの発展にも繋がります。
【デメリット】
フルタイムのデメリットとしては、家事や育児の両立が難しい点です。
時間的にも体力的にもきついと感じる場面が出てくるので、効果的な時間管理や家族のサポートが必要です。
パート主婦のメリット・デメリット
【メリット】
パート勤務主婦のメリットは、時間の柔軟性や家事や育児との両立がしやすいことです。
子供の成長に合わせて勤務時間を増やすなど柔軟に対応できます。
【デメリット】
一方で収入やキャリア面での制約があるというデメリットもあります。
パート主婦の場合、家族のサポートや収入の面での調整が必要となります。
専業主婦のメリット・デメリット
【メリット】
専業主婦のメリットは、家事や育児に専念できることや家庭の安定を図れることです。
急な子どもの体調不良の時も傍で看病できます。
【デメリット】
デメリットとしては、経済的な依存や自己実現の機会が減る点です。
専業主婦として働く場合も、将来の自立やバランスの取り方について考える必要があります。
専業主婦と子育てのメリットデメリットについては別記事でも詳しく解説しています。
主婦のフルタイムがきついと感じる人へ
色々なパターンの働き方を経験した主婦の方達が、フルタイムで働く主婦の経験を通じて、下のアドバイスを提供しています。
自分自身を大切にする
忙しい日々の中でも、自分自身の時間や心のケアを怠らないことが重要です。
自分のメンテナンスや好きなことに時間を割くことで、充実感やバランスを保つことができます。
助を求めること
家事や育児に関して、周囲の人々やサポート体制を活用することは大切です。
パートナーや家族、友人、地域のサービスなどに助けを求めて負担を軽減する方法を考えましょう。
柔軟さと創造性を持つこと
時には予期せぬ出来事やスケジュールの変更が起こることもあります。
柔軟な考え方や創造力を持って、臨機応変に対応することが重要です。
目標を持ち、自己肯定感を高めること
自分の目標や夢を持ち、それに向かって進んでいくことは、モチベーションや自己肯定感を高める助けとなります。
自分の成果や成長を認め、自信を持って働くことが大切です。
サポートネットワークを築くこと
同じような状況を経験した他の女性たちとの交流や情報共有は、励ましや支えになります。
サポートグループやオンラインコミュニティなど、同じ価値観を持った人々とつながることで、経験やアドバイスを得ることができます。
フルタイムで働く主婦きつい時の解決策
この記事では、フルタイムで働く主婦の体験談や、きついと感じた時の解決策をご紹介しました。
特に最後の章で解説した、複数の属性を経験した主婦の方からのアドバイスは、実践的で共感できる内容が多くあるかと思います。
これらのアドバイスを参考にして、自分に合った方法で充実したフルタイム共働き主婦としての生活を送る参考にして下さい。
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