このように感じる方も多いですよね。
もちろん、仕事を辞めてゆったり過ごせれば良いけど…
- お金の問題
- 社会からの孤立
- キャリア形成が途絶える
など…
「現実的に考えると難しいよな」と、目を逸らしてしまいがち。
しかし、人生は長いです。
今の気持ちに正直に向き合いながら、これからの生き方をより良い方向にする方法を探ってみませんか。
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40代フルタイムきついは、20代のきついと内容が違う
20代でも40代でも、フルタイムがきつい理由は年代ごとに違います。
それぞれの年代での大変さの特徴を知れば、そこから抜け出す糸口が見えてくるかもしれません。
20代のフルタイムきつい理由は不慣れと人間関係の悩み
20代でもフルタイムで働くのはきつい。
私自身、振り返ってみると20代で正社員としてフルタイムで働いていた頃は、若いなりの大変さがありました。
毎日8時間週5日働くのって実はスゴイことです。
社会に出ると決まった時間に出勤して週5日8時間労働をする人が多いですよね。
でも、社会人になったばかりの20代の時は、体力的にも精神的にもグッタリすることが多かったのを覚えています。
そのうえ、20代は会社での人間関係(縦、横の繋がり)もまだ十分ではなく色々な人に気を使う場面も。
縦と横に人間関係のパイプがあればスムーズにいくことも、20代では難しいと感じるかもしれません。
また、女性の場合、今後の結婚・出産・子育てを考えると“キャリア形成どうする？”と悩む場面もあるはずです。
40代フルタイムがきついのは複合的な悩みから
40代フルタイムがきついと感じる理由は色々な悩みが混ざり合っていることが多いです。
40代の女性は色々な悩みが重なる時期。
- 子育てと仕事の両立
- 体力(更年期症状)問題
- 親の介護
正社員で勤続していると、キャリアアップも考える年代になってきますが体調の変化や家庭の問題で、きつさを感じる人も多いでしょう。
現状に大変さを感じながらも、フルタイム(正社員)を辞めるとなると経済的には大きなダメージ。
結局、きついと感じても何も出来ないと諦める人も多いと思います。
40代フルタイムがきついと感じる人にオススメしたい本
40代フルタイムがきついと感じる方にオススメしたい本をご紹介します。
著者の“尾石晴”さんは、子育てしながら(2児の母)管理職も経験し、バリバリ働いていた女性。
しかし、小1の壁と40歳の壁を同時に経験し、育児と家事と仕事(毎日フルタイム勤務)の両立の難しさを痛感します。
これから先の人生をどんな戦略で乗り越えるか？を具体的に解説したのがこの本。
ちなみにこの本の中で、40歳の壁について、下のように表現しています。
「自分の人生、これでいいのかな……」と迷い始める時期です。
・このまま定年まで働き続けられるか不安になってきた(雇用不安)
『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』18ページより
・ろくな経験や資格、職歴を持っていない気がする(スキル不足不安)
・最近、筋力や体力の衰えを感じる(健康不安)
・子供が小学生になり、あと10年ほどしか一緒にいられないと思うと寂しい(子離れ不安)
・白髪が目立つようになって、自分の容姿の衰えに萎える(老化不安)
女性の場合は、仕事、家庭、子供の年齢や人数、容姿の変化、老後の見通しなど、気になる要素が複雑に絡み合っています。
『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』18ページより
それぞれに対応しようとすると、やることが多すぎるため、ジタバタしがちです。
心当たりはありませんか？
私は当てはまりすぎて、ドキッとする箇所が多々ありました。
本の中で共感する女性がフルタイムで働く難しさ
『女性の社会進出』『一億総活躍社会』
言葉を聞いて、理想だよなとは思っても現実は言葉より想像より、はるかに厳しい。
・小1の壁
・小4の壁
・親の介護
・更年期症状
・キャリアの分断
色々な問題が複雑に絡み合って、1つ壁を乗り越えたら、すぐ次…と現れるのです。
この本の中で、これら『40歳の壁』を感じる原因について下のように綴っています。
「一番大きな原因は何か？」を分解してみたら、毎日8時間以上職場にいる必要があり、働き方が固定されていることだとわかりました。
『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』35ページより
共感できる部分はありませんか？
同じ8時間勤務でも、コロナ禍でリモートワークだったように家で仕事が出来たら…
・通勤時間の短縮
・子供の体調不良への対応
・スキマ時間の活用
が可能になりそうです。
毎日固定されたフルタイム勤務で会社へ通勤することで無理が生じる原因の一つとなっているのかもしれません。
未来に向けて自分業の種まきをする
本書の中には、自分業の種まきをすることも推進していました。
具体的には、自分が「好きなこと」「得意なこと」と感じるものを棚卸しして、仕事になる種を育てていくのです。
いきなり仕事を辞めるのは難しくても、将来仕事になる種を探すなら始められそうですよね。
本の中には、具体的な方法や戦略も詳しく記載されていましたよ。
40代フルタイムきついと感じたらするべきこと
40代でフルタイムがきついと感じても、すぐに仕事を辞めるのは難しいですよね。
そこで、現実的に出来る対策を紹介します。
貯金(資産)や家計状況を把握して無駄を失くす
毎月1万円の無駄を無くすことは、月収1万円UPと同じ価値があります。
給与のベースアップは難しいと感じる人が多いでしょう。
しかし、家計を把握して無駄を無くせば月1～3万円節約することは意外に難しくありません。
特に、固定費(スマホ代、保険料、サブスクなど)を見直せば年間数十万円の効果も期待できますよ。
しかし、分かっていてもやらない人がほとんど。
なぜなら、面倒だから。
すごく分かります。
思い腰が、なかなか上がらないですよね。
でも、早ければ早いほど効果に差がでます。
わが家も思い腰を上げ、10年前に保険とスマホ代を見直しました。
節約出来たお金で結婚10周年にちょっと贅沢して沖縄旅行に。
また、将来的に学費や老後資金がいくら必要なのか把握するのも重要です。
将来への不安が減ったり、「時短勤務でも大丈夫そう」とフルタイムの必要性を検討する材料にもなりますよ。
今は、お金のプロであるFPに無料で相談できるサービスも充実しています。
まだマネープラン計画や家計相談を一度も経験したことがない方にはオススメです。
＼お金のプロに相談しよう／
⇧オンラインでも相談可能
自分業の種まきを始めてみる
自分業の種まきをすることもオススメです。
自分の得意なことや経験を活かして将来的に収入に繋がれば、キャリアチェンジも選択肢に。
・インスタやブログ発信
・ハンドメイド作家
・イラスト販売
・悩み相談
…など
今では、オンラインで「こんなことも仕事になるの？」と意外に思うような需要も。
スキルマーケット「ココナラ」で自分に出来るサービスはないか探すのもオススメ。
＼趣味が仕事になるかも／
いきなり大きな仕事にはならなくても、少しずつ自分業を楽しみながら育てると数年後に成果が出るかもしれません。
40代フルタイムきついと感じたら感情と向き合おう
40代でフルタイムがきついと感じるのは自然なことです。
それだけ、毎日頑張っている証拠。
きついと思った感情を否定したり無視しないことが大切です。
自分の心と働き方に向き合うチャンスかもしれません。
・ワークライフバランスは適切か？
・健康診断は受けているか？
・この先何をして収入を得たいか？
目を逸らさずに、1つでも今できる小さな一歩を踏み出してみましょう。
数年後、数十年後には行動するかしないかで変化が表れるはずですよ。
＼家計をプロに相談しよう／
“40代フルタイムで働くのがキツイ”
お金の不安もあるし、何をどう変えたら良いか分からず結局同じ日々の繰り返し。